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シリーズ!AI×Z世代 UK ver. #11

AI・ロボットで環境に優しい社会を

「ロボットとAIは、正しく使用されれば、人類をさまざまな面で助けることができる優れたツールだと思います。」

そう話してくれたのは、イギリスでラグビー選手として活躍する25歳のMさん。前職である高校の教師の経験なども踏まえ、AI・ロボットと人間の将来について考えを話してくれました。

普段のAI・ロボットの利用

「SiriやAlexaを使うには大きな声で話す必要がありますが、Googleではただ入力すればいい。」と、話してくれています。彼の日常生活においては、SiriやAlexaなど音声認識AIを使用する機会は少ないようでした。

教師は必要か…?

Mさんは以前に教師をしていた経験を踏まえて、今後の社会における教師の必要性について次のように述べてくれました。「人間の先生によってそれぞれ違った授業を受けられる機会を得られる。一つの教え方しかないロボットより良い。」

Mさんは教育の方法が完全に機械化されることに対してあまり良い意見を持っておらず、人間の教師だからこそ一人一人の教え方に違いがあることが良いという考えのようでした。新型コロナウイルスの影響によって教育の場面においてオンライン化が進んでいる事実に関しては、生徒たちが課題をやらないなどの問題点を述べており、今後教育のIT化を進める上でも解決策を考えていくべき問題だと感じました。

スポーツにおけるロボットの可能性

すでにテクノロジーが活用されているスポーツの分野についてMさんは、「データ収集や、スケジュール管理、強みや弱みを理解した上でアスリートとして必要なもの、強さ、スピードなどのテストでロボットが利用できるかも」と述べてくれていました。

欲しいロボット

この絵は、Mさんが欲しいロボットのイメージです。

Mさんは今までの経験において、初めて実家を出た時に、夜遅い帰宅の後に自ら夕食を作らなくてはいけなかったことが最も大変だったと回想しています。その経験もあって、切る・皮を剥く・調理するなど全ての工程を全自動で行うロボットです。さらには、帰宅時間などをあらかじめセットしておくことでその時間までに作り上げてくれる、まさに彼が困っていたことを解消してくれる理想のロボットだと言えます。

2050年の理想の社会

次にこの絵は、Mさんの描く理想の社会のイメージです。

絵の中でMさん自身は幸せそうな家族と一緒に描かれています。健康的なライフスタイルを促進するインフラのある都市で、排出物ゼロの車や制御可能な気温やリサイクル・分解可能なゴミなど、環境に配慮した社会を望んでいるようです。

あとがき

理想の社会の絵に関して、日本のZ世代を対象にしたインタビューではドラえもんの世界のような社会が描かれることが多かったように感じます。一方で今回のMさんのインタビューでは、環境問題を中心に社会全体というスケールでより良い世界をというMさんの願いが表れていたと感じます。

実際にヨーロッパは世界の中でも環境問題に対する意識が高いというニュースを以前から耳にしていたので、今回のMさんのインタビューを通して感じることができ嬉しく思います。

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