20歳の2人が語る!AIと「心地よく」生きる社会とは
今回私は、現在大学3年生かつ20歳で犬カフェでバイトをしているIさんと、同じく大学3年生で20歳のAさんに、2050年の理想のAI社会についての取材を行ってきました!
現代社会はテクノロジーの進化、特にAIの急速な発展により大きな変革期を迎えています。AIがもたらす未来は希望に満ちている一方で、漠然とした不安を私たちに抱かせている一面もあります。2050年がどんな社会を私たちは生きているのでしょうか。理想の未来のために、私たちは何を考え、行動するべきなのでしょうか。
2人の考え方や理想の個性が全開となった調査結果になっていますので、ぜひ最後までお付き合いお願いします!
「AI×医療 いつかは医者もAIに!?」
AIが医療分野に関して、若者はどのようなリアクションを起こすと思いますか?今回のインタビューでは、両者ともにAIが医療シーンを担当することに対して不安を抱えている印象を受けました。
Iさんは、診察における医師とのコミュニケーションが安心材料になる、という意見で、「AIに人間の細かい要素までちゃんと診断してもらえるのかな」と不安を抱えている印象でした。Aさんは「AIがどれだけ情報とかデータを集めてもエラーはある」という意見で、同じく実際に自身が施術されるシーンを想定して、意見を挙げてくれました。
AIがどれ程優れた機能を持っていたとしても、合理性だけでは解決できない問題のある、共感や信頼といった人間的な要素が重視される場面においてはまだ慎重な姿勢がうかがえますね。
「AIに仕事を奪われる?!共存への道とは」
次に、「AIの仕事領域における活用」についてもアンケートしてみました!ここでも両者ともに意見が一致しており、「単純作業の効率化」にAIを導入するべきであると主張しました。「AIが仕事をしてくれる世界、すごい!」と感心した姿勢を見せると同時に、「でも、AIに仕事を取られちゃうかもしれないよね」と、漠然とした不安も抱えている様子です。
「AIはデータ整理や事務作業をしてほしい」(Iさん)
「AIに全部任せちゃうと、人間の存在価値とは、ってなっちゃう」(Aさん)
といった発言からも、AIに仕事を奪われることに不安を抱えながらも、共存の道に希望を持ってくれていることがわかります!
「もし自分の好きな音楽が、AIの産物だとしたら?」
芸術分野×AIのインタビューでは、議論が白熱する結果となりました。
Iさんは、「芸術は作者の意思をくみ取ることに意味がある」として、AI作の作品にはかなり否定的でした。Aさんも概ね同じ意見でしたが、楽曲に関しては「メロディーが好きならなんでもいい」といった意見で、音楽に関しては意見が真っ二つに割れる結果に。
Iさんに関しては、自分の好きなアーティストが出している楽曲がAI作だったらファンをやめる、とまで言っていたのが印象的でした。
「AI先生が現実に?」
皆さんの学校では、タブレットなどを使った授業を行っていましたか?現在の教育機関では、学校によってデジタルな授業が行われているみたいです。
Iさんの学校ではタブレットが支給されており、授業でもAIの使用機会があったそうです。Aさんは支給こそなかったものの、自身のスマートフォンで生成AIを利用し、レポートの作成や発表準備に役立てていたそうです!
いつかは「AI先生」なんてのも、実現するかも知れませんね……!
「幸せなAIロボット社会とは!」
最後に、2人には「人にとって幸せなAIロボット社会」とは○○である。の、○○の部分について、聞いてみました!結果は、
Iさんは「共存」、Aさんは「幸福な社会」となっており、2名ともAIと共存しつつ、依存しない社会を望んでいました。AIを使いこなして、素敵な社会を我々が主体的に創っていきたいですね。
「2050年の理想の社会を描いてください!」

こちらがIさんが描いてくれた「2050年の理想の社会」です!乗り物や建物が現在とは少し変わって先進的なものになっているものの、それだけではなく草木などの緑も失われていない、素敵な社会の様子が伺えますね。技術が発展しても、今ある素敵な景観も崩さずに、共存したいという思いを明かしてくれました!

こちらはAさんが描いてくれた「2050年の理想の社会」です!インフラ面での大きな変化こそないものの、携帯電話から映し出されるモニターや移動手段としての乗り物の様子から、技術面での大きな成長が見受けられます。特に「今よりも技術が発展し、ハイテクな世界」を望んでいました!
「おわりに」
2人とも、「進化したAIの技術を享受したいが、AIに依存せずに共存したい」という意見が一致していました!日に日に便利になるAIに頼りすぎるのではなく、うまく使いこなせるようになるのが理想ですね。